• 宿便について 雑感その2

    前回に続き、宿便の考え方についてです。宿便の出し方についてですが、昔から有る方法では断食がありあます。

     

    私が思うのは、この宿便という言葉が使われるようになったのは、健康に悪い便が溜まっていると想像して作ったという説もあるのですが、この断食をした人がたまたまいつもと違う便を見たことで、宿便という名前をつけたのではないかと思います。

     

    断食については、私達はほとんどやりませんが、昔の人たち、特に宗教によっては普通に断食をします。そんな方達が、「断食をしていると、そのうちに見たこともないような便が出るよ」と言ったとします。それを効いた人は何と考えるか?

    ベリー

    やっぱり断食ですから、食べ物が入らない状態なのに排便するとは不思議な話です。なのでやっぱり今まででないで溜まっていた便が断食が刺激になって出てきたと考えると思います。食べ物を一定期間腸に入れないことで(腸を休ませることで)腸の働きが活性化してきて、いつもは出ない便がどっさり出てきた。となります。

     

    これが間違っているという事ではないですが、やはり固形の食べ物を摂取していないのに固形の排泄物が出たなら、それが何なのか理由が必要になります。
    今では、宿便はデトックスだったり、ダイエット目的で出す方も増えてきました。

     

    宿便解消や、宿便を取るサプリなどもよく見るようになり、宿便という言葉は薬やサプリを売るときの売り文句になってきています。

     

    医者が認めない言葉で、健康食品を販売する業者が勝手に作った言葉というのも納得です。この影響で、宿便を出す方法を真剣に考える方もいれば、宿便は嘘なので、議論するのも無意味であるという考えの方に分かれるようになってきました。

    確かに黒いの宿便を見た人も多いので、腸の古い細胞が剥がれ落ちた残骸が多くなると宿便と言われるのか、もしくはその他、固形で排泄される物があるのかを確かめる必要があります。

     

    胃腸科で腸の内視鏡(大腸ファイバー)検査をするときには、下剤を飲まされます。しっかり排便してからカメラを入れますが、下剤で出すときにも、カメラで映った映像にも宿便らしい物体は見つかりません。このことを基本として。断食の時に出てくる排泄物について考えることです。

     

    私自身、宿便が溜まっているとは思いませんが、いつもは下腹がぽっこりしているのに、お腹を下げてしまい、何度もトイレに入るようになったときには、お腹がスッキリしたような感じがします。普通は出なくて溜まっていた物が出たのかも・・・と思っていますが。