• 宿便を見て思ったこと

    よく宿便を出した方が言うことですが、「 今まで見たことの無いような便が出た! 」または、「 絶対にあり得ない臭さだった 」と言います。

     

    宿便をだしたという事は、断食をしたということになります。下剤や、便秘薬を使ったときには、他の便となんら変わらない便が出るはずです。なので、見たことのない・・・とか、びっくりすることは起こらないはずです。断食をして出すときには、どうしても食べ物が入ってこないので、便の元が無い状態になります。この状態でも便の塊が出来るのは、他の物質が混ざるからです。

     

    その混ざる物質は、腸の壁の細胞の残骸です。腸の細胞は代謝が早く、どんどん新しい細胞が生まれてくるので、古い細胞は新しい細胞と入れ替わりながら処分されます。この古い細胞は、腸の中の排泄物に混じるのですが、普通なら便の量が多くあるので、古い細胞が混じっていてもたいして気になりません。(も変わらないし、臭くもないし・・・)

    砂浜

    でも、断食をしていると、他の食べ物が無い状態となってしまうので、必然的に古い細胞の残骸が多くなります。いつまでも食べ物が来ないので、やがてこの残骸だけで便として出せる量となります。なので、ほとんどが細胞の残骸だけの便が出来上がります。これが宿便と言われているものとなります。

     

    という理由から「 黒い色の宿便 」と言われます。細胞の残骸は、長時間体内にあると腐敗してきて黒くなるのです。そして酷い悪臭がするようになります。宿便を出す方法はいくつかあるのですが、断食以外の方法で出しても 恐らく宿便だとは言わないと思います。

    その時の( 断食以外で出た )便は普段の便と色も臭いもなんら変わらないはずなので、宿便であることは気がつかないはずです。というより境界線があいまいすぎています。宿便を取るサプリお茶デトックスしたときに出るのが宿便としていますが、それを見て「 宿便が出た! 」と言う人はあまりいないように思います。

     

    しっかりお腹に溜まっている便が出るとそれで宿便解消したという事で良いように思いますがどうでしょう?