断食と宿便 / プチ断食方法とは?

2015年2月25日

宿便( 滞留便 )とは、食生活の乱れや、ストレス、ホルモンの影響などで、胃や腸の働きが低下
して、食べ物の消化・吸収が間に合わなくなり、処理が遅れてしまった便が溜まる事です。

宿便が溜まると、やがて体温で温められることで腐敗が進みます。腐った排泄物からは有害物質も作られてしまうので、早めに出したいところですが、排泄できずに時間が経過すると これらの有害物質は腸壁から体内へと取り込まれてしまいます。

その結果、ニキビができる、皮膚が荒れる、冷え性、肩こり、疲労感、やる気が減退するなど様々な体調不良の原因となります。また、この有害物質には、発ガン性物質も含まれます。

最近では、大腸ガンの死亡率が男性は3位、女性が1位となっており、長期間 宿便が溜まり続けることが原因となります。腸の働きを改善して早めに宿便を出す方法を見つけましょう。

宿便断食で腸の働きを整えること

宿便を出すには、食事をストップすることにより胃や腸を休息させる断食をします。

断食の期間は数日から1週間程度とします。水は補給しますが、一切の食事は禁止とします。
食事を絶つことは、宗教的な考え方も含めると世界各国で多くの人が行っています。日頃から食べすぎな現代人には、健康のためにも定期的に断食をして胃や腸を休息させることが必要です。

長期間の断食が日程的に難しい方は、期間を短くするか、栄養価のあるドリンク( 野菜ジュース )などを補給しながらのプチ断食と言われる方法にしましょう。

断食開始から数日後には、休息させていた腸の活力が高まり、蠕動(ぜんどう)運動で便を押し出していきます。そして、排泄が困難となっていた宿便を まとめて出せるようになります。

断食は、お腹の活力を高める健康的な療法ですが、仕事をされている( 車を運転する )方などは、思考力や判断力が低下して危険となりますので、他の方法で宿便を出すようにしましょう。

薬に依存しない対処法を選ぶ

宿便が溜まる状態が長期間に及んでしまうと、便の腐敗が進行し有害物質が増えてしまうので、便秘薬下剤を使ってでも早めに出す事を優先します。

便秘薬を飲んだ経験がある方も多いと思いますが、お腹に痛みを伴ったり、排便後も違和感が続いたりします。これは便秘薬や下剤が腸に強い刺激を与えるためで、この刺激を利用して出すことを繰り返すと、いつまでも便秘薬に頼る悪循環になります。

体に優しく宿便を出す方法とは

排泄が困難なことは病気ではない事から、病院に行っても下剤が処方されるだけなので、改善には自分の努力が必要です。宿便が溜まるのは、生活習慣、運動、食事、ストレスなどが影響してきます。宿便を溜めずに自力で排便できる為には、薬や下剤などを使用しない方法で対処します。

宿便を出すために断食していると、2、3日~1週間以内には、しっかりした便( 宿便といわれている便 )が大量に出ることになります。もちろん個人差がありますが、量の大小はあってもなんらかの排便はあるはずです。

固形の食べものを摂取しなくても塊が

ですが、腸内の溜まった排泄物を出した後も、まだ食べ物( 固形物 )なしの断食を続けていると塊の便が出ます。これはなぜなのか?宿便は何回でも出続けるほどに溜まっていたということなのか?

私たちの便の大半は水分ですが、2割前後は腸内の古い細胞が剥がれ落ちた残骸です。そして、残りの2~3割が食べかすとなります。意外にも食べた残骸は少ないことが分かります。胃や腸でしっかり消化して吸収しているということです。

そして注目は腸の細胞の残骸です。この細胞が腸内に長時間滞在することで腐敗が進行してしまいます。腐敗の進んだ細胞の残骸は黒い色の宿便となります。またひどい腐敗臭がしてくること、その時のおならは非常に臭いことも知られています。

断食の心得と食事のあり方

ここで話を戻しますが、断食を長期間続けても固形の便が出るのは、腸内の細胞の残骸が出ているということです。固形の食べ物を食べない場合でも固形の便が出続けるということです。

この食べかすが少ない状態だと便が進みにくい状態となりますので、しっかりと食物繊維の多い食材を摂取して腸の中を押し出していく塊を作ることです。玄米やごぼう、大豆、エンドウ豆、インゲン豆、と大豆の加工食品、おからや納豆など。人参やかぼちゃも良い食材です。

また、とうもろこしやさつまいも等も食物繊維が多いので、おやつにはこれらの食品かバナナ、りんごなどにして腸まで繊維質を届けて、便の塊となる食べ物を選ぶようにしまょう。

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