腸内細菌の残骸が影響している

2015年2月25日

宿便を出す目的で断食をすると、数日後には見たことのない黒い宿便が出るという方が多くいます。

このときの黒いドロドロとした便をタール便などと言うこともあるようですが、どうしてこのような黒い色の宿便が出てくるのか?

腸の働きが改善された結果である

食事をしていないけれども便が出るということは、普段から出ない溜まっていた便( 宿便 )が断食したことにより、腸の働きが改善されて出てきたという見方があります。

ですが、このタール状態の便は、腸内細菌の死骸である可能性が高くなります。腸は日々細胞が新しく生まれ変わり、古い細胞は便に混じって排出されます。ですが、断食していると便がない状態になり細胞の残骸だけの便となります。それが真っ黒で悪臭のする便となっているようです。

腸内細菌の死骸は非常に臭い

そしてもう一つ、黒い便は消化器系から出血していることも考えられます。胃潰瘍、または十二指腸潰瘍などが考えられます。この黒い便が続くようであれば病院に行き診察を受けるようにしましょう。

宿便解消の方法を聞くために病院に行くと、何らかの答えが分かると思いますが、間違いなく医師は”宿便が溜まっている”とは言いません。医学的に宿便はありえないものとされています。なので、あなたの黒い色の宿便の正体を知ることができるかもしれません。

悪玉細菌が増加すると

宿便が溜まってしまうのは、腸の活動力が落ちてしまっていることが原因となります。腸内を活性化するには腸内細菌が活性化する必要がありますが、これを停滞させてしまい、便を腐敗して硬くしてしまうのは悪玉菌が強く関係してきます。

人間の腸内にな無数の細菌が生息していますが、排泄物を腐敗させ、有害物質を作ってしまう悪玉菌が多くなってくると排泄物の悪臭が酷くなり、ガスの量も増えてきます。

悪玉菌と言われていても、排泄物を処理するには必要な面もあるため悪玉菌を全てなくすことは出来ません。悪玉菌と善玉菌のバランスが大事でこれが崩れると、他の菌にも悪い影響が出るとされます。

良い腸内細菌を増やしていくために

この菌のバランスは、食事を改善することで自分でよい腸内環境を作ることができますので、善玉菌を増やす為の食生活に変えていくことです。その基本となるのがビフィズス菌を多く含んでいるヨーグルト、そしてビフィズス菌の餌の役目をするオリゴ糖です。

宿便は食事の内容が悪かったり、ホルモンの影響などで腸の活動力が落ちてしまっていたりといくつかの要因がありますが、食べ物を変えること、腸内がどのようになっているのかをよく考えることが必要になります。宿便を取るサプリや薬に頼らずに、自分の力で排泄できるようにするには何が必要かを考えてみましょう。

大腸菌は種類が非常に多い

最近において、テレビの健康番組やCMなどでも善玉菌を増やして・・とか、悪玉菌が増えてしまうのが問題。などの言葉が使われるようになってきました。私も以前はビフィズス菌位しか分かりませんでしたが、もう少し踏み込んで良い菌とは何か?悪い菌が増えるとどうなるのかについてです。

まずは悪い菌です。大腸ガンの危険性が指摘されるときに出てくるのがウェルシュ菌です。そしてブドウ球菌、そして大腸菌があります。大腸菌は種類が多いのでどれが良くて、どれがアウトって分類するとこのページでは書ききれないと思いますのでパスします。

ウェルシュ菌が腐敗の原因となる

これらのウェルシュ菌などが、腸内に入ってきた食べ物を腐らせます。腐敗が進行することで体に悪影響を及ぼします。アンモニアや硫化水素が増えてくるのですが、ここで一番問題となるのは、発ガン性物質を作ってしまうことです。

それに対する善玉菌は、ビフィズス菌やブルガリア菌などがあって悪玉菌と反対の働きがあります。つまり、腸内の働きを整えることで下痢・便秘になることを防ぐこと、そして悪玉菌を押さえ込むことで腐敗が進行するのを止める働き( もちろん発ガン性物質も止める )があります。

生活習慣が腸内細菌に影響する

これが善玉菌優性か、悪玉菌優性かが決まるのは、私たちの食事の内容、そして生活スタイルが影響しています。肉ばっかり、スナック菓子を食べて夜更かししていると悪玉菌優勢となります。ですが、早寝早起きして食物繊維や野菜類をバランス良く摂取していると悪玉菌が優勢となります。

宿便を出す事を考えると、腸の中を整えるために善玉菌を増やした状態をキープしたいものです。よく勘違いされる問題ですが、宿便の断食を実行しても腸内細菌は全て排出されることはないので問題ありません。

腸洗浄などで宿便を出すとどうなる?

宿便を取る為の薬、サプリを服用して排泄物を大量に出すと、一時的にごっそり無くなりますが、また菌が増えていくので問題ありません。

ただ、何らかの病気で抗生物質を服用すると、腸内細菌が死んでしまい腸内が安定しなくなることがあるようです。抗生物質を飲んでいるので便秘がひどかったり、逆に下げまくっている人は確かにいます。

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